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​脚本・作詞・演出

横山清崇

皆さん、こんにちは。この作品で、脚本・作詞・演出を担当している横山清崇です。


当所、実験的な試みとして創作したこの作品が、こうしてまた再演の機会をいただけたこと、大変嬉しく思っています。

それも、この作品を愛してくれる方がたくさんいてくださるからこそ可能になったことです。

 

これまでの出演者たちに話を聞くと、表現の仕方はそれぞれ違いますが、総合すると「お芝居がとても難しく、だからこそ楽しかった」という感想になるのかなと思います。この作品への思い入れ(言うなれば作品愛)に溢れた感想を伝えてくれた印象が強く残っています。


この作品には、「大人」の俳優は誰も出てきません。「プロ」や「ベテラン」の力を借りることなく、すべてのシーンを成立させる必要があります。大変であると同時に、とてもやり甲斐のあることだと思っています。

 

近年、ジュニアキャストの皆さんたちの歌唱力やダンス力が非常に高いレベルに到達しており目を見張るものがあります。ただ一方で、演技面においては、類型化された演じ方、いわゆる「パターン演技」や、ジュニアらしさのない「説明的な演技」も多く見受けられています。

その責任の一端は指導する側にもあるのだろうとも感じ、何かしらの刺激を与えることが出来たらという想いがあります。そのため、この作品においては、「等身大」「自然体」「本当に感じて語る」ことを重点的に求めております。

正直申しまして、稽古過程ではキャスト全員が役作りについて、ものすごく苦労することは必至です。

 

ただ、それを越えた先に見える景色は、これまでに感じたものとはかなり違うものになっているのではと推察します。

この作品を通過していった多くの経験者たちが、ことあるごとにこの作品の話をしているのが、それを裏付けているようにも思います。今まで培った基礎力に加え、演技面で大きな成長を遂げる機会にしてもらえたら有難いです。


また今回は、振付について全面的に変更を加えます。作品そのものは再演ですが、そう言った意味ではリニューアル版でもあります。是非、一緒に「創作過程」の苦しみとそれが転じた楽しみを味わえたらと願っております。

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